朝晩の冷え込みが深まり、紅葉が鮮やかさを増す季節となりました。今月も現場視点のヒントをお届けします。
月刊ULPLUS 11月号 vol.91
MAIL MAGAZINE
 
冬将軍がすぐそこまで来ています
軽井沢ハレニテラスにて
 

少しずつ空気が澄みはじめ、街路樹が赤や黄に色づく季節になりました。
移り変わる季節の中で、心を動かすひとことやひとつの風景が、ふと日常の中にあることに気づかされます。
今月のULPLUSも、そんな「伝わる・つながる」をテーマにお届けします。

 

季節が変わるたびに、見える景色や感じる言葉も少しずつ変わります。
その変化を“広告”や“表現”という形で、誰かの心に届けること。
それがULPLUSの原点であり、私たちがこれからも大切にしていきたい想いです。

今月号も、ぜひゆっくりとお楽しみください。

目次

 

1. 江川のひとこと
「ゆとりある観光体験とインバウンド施策」
観光地の回遊性を高める新しい仕組みづくりと、旅行者が“また訪れたい”と感じる体験設計について、江川が現場目線で語ります。

 

2. ADPLUS
「MEO PLUS 導入事例」
黒門市場の飲食店で、月商174万円から500万円へ。
Googleビジネスプロフィールを活用し、見つけてもらう力を高めた成果事例を紹介します。

 

3.AD FLY
「おはよう、未来。広告がつなぐ希望」
大阪・関西万博で出会った一枚の広告。
“おはよう、未来。”という言葉に込められた希望と、広告が持つ力について、不破が自身の想いを綴ります。

 

4.ふわっちの独り言
「地縁ってあると思いませんか?」
軽井沢や青木湖で感じた“場所との不思議な縁”をめぐるエッセイ。
思い出や懐かしさの中に、人と場所を結びつける“地縁”の力を感じます。

 

                                                                   
 江川のひとこと
  ゆとりある観光体験とインバウンド(訪日観光客)施策

先日、親の還暦祝いで三重県の伊勢神宮に行ってきました。久々に家族揃って、とても大切な時間を過ごすことができました。伊勢神宮は、「日本人の心のふるさと」とも呼ばれています。理由は、祀られている天照大御神が皇室の御祖先の神であり、日本人の総氏神と考えられていることからです。

 

今回の旅の中でもまさに何だか、落ち着いて安心できる旅でした。その理由ですが、意外にも「ザ・日本を感じられる為、人気の神社」のはずが、外国人観光客の姿が少なかったことがとても印象的でした。私個人の印象として、驚くほど落ち着いた観光ムードが漂っていたのを感じたのもこの要因が大きいように思います。

◯三重県のインバウンド事情について

実際三重県のインバウンドの状況は、統計上「インバウンドの回復が他県に比べて遅れている」という状況です。コロナ後のインバウンドは、全国最下位で伸び悩んでおり、テレビでの特集もされています。

https://youtu.be/PEx03OfE1y0

 

三重県が発表している統計データでも、外国人旅行者は少なく、宿泊者数の割合は全国と比較しても低いそうです。一方で観光消費額は県内6.3%で、全国10位でもあり観光の位置付けが高い地域です。

仕事柄プロモーションへの課題や方法に、思案をめぐらせてしまう一方、国内の旅行需要が戻りつつある中で、正直、個人的には外国人観光客が一気に増え、混み合ったインバウンドの賑わいに辟易して、旅行や訪問をためらうことも増えてきました。こうした静かな旅を味わえたのは、むしろ贅沢な時間となりました。

 

◯インバウンド施策と日本人の求める観光体験

観光マーケティング視点では、国内観光を基盤としながら、インバウンドをどう再び取り込み、かつを保ちながら交流・消費を促すかがポイントだと思います。外国人には「日本らしさ・地域らしさ」を訴求しつつ、国内客には「安心して、心の余裕があるゆったり・深い旅ができる」こと、旅の中で感じる、余白の大切さを感じました。

2025年秋の現時点では旅先としての三重県には、今「インバウンドの波に飲まれず」「国内旅行者が主役として楽しめる」地域としてのポジションがあります。私が感じた「落ち着いた伊勢神宮参拝」も、この余白があることと、本来の三重県を味わえたことで、より大切な時間になったと感じます。

 

皆さんも落ち着きたい!と思ったら、「心のふるさと」、三重県、今がおすすめです!

ADPLUSは弊社が手がけた広告やデジタル施策の成功事例を紹介するコーナーです。現場のリアルな成果から、次のアイデアのヒントを見つけていただけます。

  お客様の努力が輝いた、MEO PLUS成功ストーリー

  今回は、弊社が提供する「MEO PLUS」を導入いただいたお客様の成功事例をご紹介します。黒門市場にある飲食店のお客様から、嬉しいご報告が届きました。

 

MEO PLUS導入前は月商174万円(8月末時点)でしたが、10月にはなんと500万円を突破。お客様の努力とMEO施策のタイミングが見事に噛み合った結果です。大きな要因は「メニュー改定」でした。これまで鮪料理を中心に提供していたところに、「神戸牛」「黒毛和牛」を新たに加えたことで、訪日客を含む多くの新規来店につながりました。

さらに、Googleビジネスプロフィール(GBP)の整備や口コミ促進など、MEO PLUSによるオンライン上での露出強化も効果を発揮しました。観光地である黒門市場では、スマートフォンを使った「近くの店検索」が主流です。そのため、GBPは今や企業や店舗にとって“第2のホームページ”とも言える存在になっています。

営業時間、写真、口コミ、人気メニューなど、あらゆる情報が来店判断の決め手になる時代です。今回の成功を通じて、店舗情報の整備と発信の重要性を改めて実感しました。

弊社としても、お客様の挑戦と努力が確かな成果につながったことを心から嬉しく思います。今後も現場の成長を支えながら、多くの店舗が“見つけてもらう力”を高められるようサポートを続けてまいります。

MEOとは

MEOとは「Map Engine Optimization(マップエンジン最適化)」の略で、Googleマップ上で自店舗の情報を最適化し、検索結果の上位に表示させるためのマーケティング手法です。特に「近くの〇〇」と検索するユーザーが増える今、実店舗の集客に直結する重要な取り組みとなっています。

MEO PLUSは、株式会社ULPLUSが提供するMEO運用支援サービスです。Googleビジネスプロフィール(GBP)の投稿・写真・口コミ・分析を一括管理できる独自システムを採用し、GMO TECH株式会社の技術をベースに多言語対応や分析レポート機能を強化した拡張版として運用しています。

SEOがホームページの検索順位を上げる施策であるのに対し、MEOは「地図上で見つけてもらう」ための施策。実店舗ビジネスにおける最前線の集客手法と言えます。

MEO PLUSにご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

大好物のエビフライのように、サクッと美味しく仕上げた広告コラム。
ULPLUSが感じた“広告の力”や“伝えることの楽しさ”を、軽やかにお届けします。
おはよう、未来。広告がつなぐ希望
大阪・関西万博を訪れたとき、心の中に久しぶりに“ワクワク”が戻ってくるのを感じました。
会場を歩くたびに広がる未来への期待、世界各国の多様な文化や発想、そしてそこに生まれている新しい価値のかたち。万博は単なる展示会ではなく、未来の社会が今ここにあるという実感そのものでした。
閉幕翌日の広告「おはよう、未来。」という一言が、そんな自分の気持ちをまさに代弁してくれているようでした。 「ありがとう」と「これから」を同時に伝えるこのコピーには、万博で感じた希望と余韻、そして新しい一歩を踏み出す勇気が詰まっていました。 淡い朝焼けを思わせるビジュアルとコピーに「広告の本質」を見た気がしたのです。
それは、派手な演出や大量の情報ではなく、たった一言で人の心を動かす力。 見る人の記憶に残り、行動のきっかけを生む力。 他社の制作ではありますが、あの広告には“広告という仕事の尊さ”が凝縮されていました。
私自身、長く広告の仕事に携わってきましたが、「おはよう、未来。」という言葉に出会い、改めてこの仕事の意味を考えさせられました。 広告とは、単にモノやサービスを知らせるものではなく、人の心に希望を灯す表現でありたい。 そして、どんな時代になっても、その力を信じて創り続けたい。
これからも私は、広告の力を信じ、伝えることの可能性を追いかけていきたいと思います。 “おはよう、未来。”――その言葉のように、次の時代の朝を照らすような広告を。 
野尻湖にあるTHE SAUNAのイメージ。
仕事の合間にふっと浮かんだこと、旅先で感じたことをゆるやかに綴るエッセイです。今月は“地縁”をテーマに、心が惹かれる場所との不思議なつながりについて。

2025年11月号

ふわっちの独り言-地縁について思うこと-

 

地縁を感じることってありませんか?

以前の私は、軽井沢と聞くと「おしゃれで自分には縁のない場所」という印象を持っていました。ところが、豆柴を家族に迎えてからその考えはすっかり変わりました。軽井沢は想像以上にドッグフレンドリーで、犬と泊まれる宿や施設も多く、気づけば一年に何度も訪れるお気に入りの場所になっていました。

今は二代目の豆柴・虎愛(こあ)ちゃんと一緒ですが、初代のここちゃんとも何度か軽井沢に行ったことがあります。思い出をたどるように、気づけば同じ道を歩き、同じ場所を訪ねているのです。何度も通ううちに、美味しいお店や季節ごとの絶景スポットが少しずつ増え、軽井沢が多くの人に愛される理由もわかってきました。犬連れを歓迎してくれる空気が街全体にあり、訪れるたびに心地よく過ごせるのです。

先日もふらっと出かけてみたら、街全体が美しい紅葉に包まれ、まるで別世界に来たような気分になりました。季節を重ねるごとに、思い出も少しずつ積み重なっていく。そんな場所だからこそ「また行きたい」と思うのでしょう。

不思議なことに、初めて訪れた土地なのに、なぜか懐かしさや安心感を覚えることがあります。そんな時は、「前世でもここに来たことがあったのかな」と思ってしまうほど。先日、東京のお客様が「なぜか取引先が関西に多いんです。不思議ですよね」と話されていましたが、その“なんとなく惹かれる感じ”、私にもよくわかる気がします。

 

そして、私にとってどうしても心に残る場所があります。それが長野県の青木湖です。若い頃、ウィンタースポーツが盛んな季節には毎週のように通っていた場所で、「ブルーブラン青木湖」というペンションのお母さんに大変お世話になりました。
その方が「バスを降りてこの場所から見た青木湖の景色がヨーロッパみたいで気に入って、その日に契約したの」と話してくれた言葉を今でも覚えています。

久しぶりにその地を訪ねてみると、かつて賑わっていたスキー場は閉鎖され、草が生い茂る静かな風景に変わっていました。お世話になったペンションも今は誰も住んでおらず、屋根が崩れかけた姿がそこにありました。

かつてのスキー場は雑草が生え放題の状態でした。
しかし、眼下に見える青木湖はとても美しかったです。

その光景を前にして、私はただ懐かしさに浸るのではなく、「この場所をこのまま終わらせたくない」と強く思いました。何ができるかはまだ分かりませんが、心の奥にひとつ重たい錘が落ちたような感覚が残っています。

これも地縁と呼べるものなのかもしれません。
皆さんにも、理由は分からないけれど心惹かれて何度も足を運んでしまう場所、ありませんか?

今度お会いしたとき、ぜひ皆さんの“心の場所”のお話も聞かせてください。

 

今月の虎愛ちゃん
 
夏の暑い時期は午前中、家で留守番することが多いのですが、
涼しくなって、朝からオフィスに行きたいと自分から催促するようになりました。
朝の出勤の様子もアップしていますのでぜひ弊社のInstagramアカウントで見てあげてください。

〒224-0032 横浜市都筑区茅ケ崎中央10-13 カーサ・アマール205


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