大阪・関西万博を訪れたとき、心の中に久しぶりに“ワクワク”が戻ってくるのを感じました。
会場を歩くたびに広がる未来への期待、世界各国の多様な文化や発想、そしてそこに生まれている新しい価値のかたち。万博は単なる展示会ではなく、未来の社会が今ここにあるという実感そのものでした。
閉幕翌日の広告「おはよう、未来。」という一言が、そんな自分の気持ちをまさに代弁してくれているようでした。 「ありがとう」と「これから」を同時に伝えるこのコピーには、万博で感じた希望と余韻、そして新しい一歩を踏み出す勇気が詰まっていました。 淡い朝焼けを思わせるビジュアルとコピーに「広告の本質」を見た気がしたのです。
それは、派手な演出や大量の情報ではなく、たった一言で人の心を動かす力。 見る人の記憶に残り、行動のきっかけを生む力。 他社の制作ではありますが、あの広告には“広告という仕事の尊さ”が凝縮されていました。
私自身、長く広告の仕事に携わってきましたが、「おはよう、未来。」という言葉に出会い、改めてこの仕事の意味を考えさせられました。 広告とは、単にモノやサービスを知らせるものではなく、人の心に希望を灯す表現でありたい。 そして、どんな時代になっても、その力を信じて創り続けたい。
これからも私は、広告の力を信じ、伝えることの可能性を追いかけていきたいと思います。 “おはよう、未来。”――その言葉のように、次の時代の朝を照らすような広告を。 |